GRS184 (18系クラウン)
※ 画像の商品は全てオールステンレスタイプになります。
保安基準適合 18系クラウン 発売された当時から注目していました。トヨタのセダン作りの真髄を強く感じる車です。3.5Lが発売され、200系へとフルモデルチェンジした今、中古価格も下がってきて皆さんも手に届く範囲になってきました。そこで私もすかさず購入し日頃の足として乗り回しています。 今までに無い凄いマフラーを作りました! 詳しく説明していきます。 まずは4年ほど前に開発、取材、パワーチャックをした時にリアピースのみで36PSもパワーアップしてしまい、これは何かの間違いかな?どうしてだろう?などずっと疑問を持ってきておりました。ここで詳しく開発し、色々理解、解明したいと思います。 まずは純正マフラー。 相変わらずテールが下を向いていたり、”ショボイ“ですね。性能は言うに及ばずカッコいいマフラーを作りたいです! リアピースはそこそこですが、中間ピースは潰れも無くかなりいい形状をしています。ちょうどLS460と同じ作りの中間です。 まずバンパー無加工の純正交換タイプです。 皆さんいろいろ好みがあると思い考えられる限りのデザインをラインナップしました。 まずはバンパー無加工ノーマル形状ボルトオンタイプ |
Premium HF 115φ カールテール | |||||||||||||||
|
|
||||||||||||||
|
※ 音量参考数値:近接約84db前後 | ||||||||||||||
VELSS 122 x 80 オーバル | |||||||||||||||
|
|
||||||||||||||
|
|||||||||||||||
※ 音量参考数値:近接約85db前後 | |||||||||||||||
そしてスポーティー砲弾タイプ グランブルシリーズ(こちらはノーマルの耐熱版の取り外しが必要です) | | このページのトップへ | |
||||||||||||||
Gramble EX. & Gramble Ti 115φ スラッシュカット | |||||||||||||||
|
|
||||||||||||||
|
※ 音量参考数値:近接約84db前後 | ||||||||||||||
テールが交換可能のGramble X、テールが交換可能 & チタンテールGramble X Ti | |||||||||
Gramble X 115φ スラッシュカット | |||||||||
|
|||||||||
|
※ 音量参考数値:近接約84db前後 ※ 最大7cm程スライドします。 |
||||||||
ここまではバンパー加工が必要ないタイプでボルトオン装着が可能です。 ここで音や性能についてのこだわりの開発をお話します。レクサスSCと重複する部分が多いですがご了承ください。 新開発3.5L V6エンジンですが、今の環境エンジンで触媒が4個も装着、中間タイコは消音し過ぎ、更に触媒と一体のピースとなっておりリアピース交換では音は純正と変わりません。中間を交換しようにもフロントから一体となっており全て交換する必要があります。 まず、ただのストレート構造では重低音で低中速のトルクが無くなってしまいます。 オリフィスの口径は左右1本ずつなので片側1,750ccの排気が通る径を計算し(温度によって体積は2乗に変化しますのでタイコ内部の温度を間違えると全然性能が出ません)溜める排圧を稼ぎ出すためオリフィスの長さを決定します。この辺の詳しいことは企業秘密です。 やはり思い通りの結果にはならないのでもう一度オリフィスの口径を変更しました。サーキットを全開で走るわけではないので私はアクセルレスポンス、低速、中速のトルク感、盛り上がり方、最後に高回転でしっかり伸びるかを確認します。なお、2.5L、3.0L、3.5L全てに専用設計しラインナップしております。ご安心を! リアピースのみの交換ではこのマフラーの性能はほとんど出せず、静かな音、そこそこの走りといったところです。 やはり真価を発揮するためには中間タイコの交換が必要です。ここの仕切り板によって排圧が無くなってフロントまで跳ね返っていきません。しかしこれを替えるにはフロントパイプ、純正第2触媒、中間タイコと全て交換する必要があります。第2触媒も取るので競技用の設定になってしまいます。排ガス4つ星を取るのに必要なのですが、通常の排ガス規制には何ら問題が無いのですが・・・民間車検場なら普通に車検をパスすると思います。(あくまでも自己責任でお願いします) ここで更に問題が・・・ 純正リアピースとの結合に動きの可能なバネ式フランジが採用されており、ここのパイプ径が太く出来ません。 それならば純正交換タイプと(タイプA)純正と互換性の無いスペシャルタイプ(タイプB)を作ってしまおう・・・ |
|||||||||
| このページのトップへ | |
中間パイプ | |||||||||
|
|||||||||
中間パイプ無しでもマフラーは取り付け可能。 |
|||||||||
|
|||||||||
タイプA 純正形状タイプ) |
タイプB (特殊形状タイプ: 当社のマフラーセルが必要) |
タイプAとフロントパイプ (中間ピースとフロントは セットが必要) |
|||||||
※タイプAを購入の場合フロントパイプ、中間タイコをセットで購入し、そろえる必要がございます。単品では装着できません。 ※タイプBを購入の場合フロントパイプ、中間タイコ、リアピースまで購入し、そろえる必要がございます。タイプBリアピースは砲弾、4本出し等全てのマフラータイプがあり、各タイプ21,000円UPで販売しております。パイプ径を揃えただけのマフラーではなく、タイコ内部構造も専用設計となっておりまさにスペシャルな作りとなっております。 |
|||||||||
☆タイプBの開発思想☆ ここでタイプBの詳細を説明します。 何故私が純正と互換性の無いタイプBを開発したのか、読んでくだされば幸いです。 まず、中間出口部分の純正フランジ径は外径60.5Φ、内径57.0Φです。どんなに効率の良いリアマフラーを製作しても、この57.0Φの部分を通ってしか排気は抜けていきません。リアマフラーのパイプ径を太くしても、タイコを効率のいい構造にしてもまったく何の意味もありません。前の部分が抜けないのですから・・・ したがって抜けの良いマフラーを装着した場合、エンジンにかかる排圧はこのフランジ部分から発生します。これではいけません。 リアマフラーの意味がなくなってしまう。この思いからタイプBを開発いたしました。難しい話かもしれませんが、中間フランジが57Φということはここの面積は2,550平方ミリメートル、リアマフラーは左右出しですから、片方の排気効率はその半分の1,225平方ミリメートルで物足ります。これを3.14で割って、その平方根19.75を2倍すると、39.5mmになります。パイプの厚みが1.5mmほどですから、4.25Φのパイプ径があれば中間フランジ径よりも排気効率が良くなります。 リアマフラーはたった4.25Φのパイプ径でいいんですよ!それ以上はオーバークオリティー。さらに本当は温度を考えなければいけません。エンジン出口と違って中間タイコ出口部分は400度位の排気温度です。さらにリアマフラー出口部分は200度位まで下がってきます。したがってメインパイプは4.25Φで製作しても、リアタイコ内部構造は4.25Φでもオーバークオリティーになります。 他社市販マフラーがどんなに頑張っても、この関係上当社タイプBを越えるパワーは発生できないと思います。これが純正と互換性の無いマフラーを開発した理由です。 補足ですが当社純正交換タイプのリアマフラーはタイコ内部構造が先程の4.25Φ以下のオリフィスを使用し、中間フランジ以下の排気効率で、したがってリアタイコエンド部分からエンジンに向かって適正な排圧を跳ね返しています。これにより低速域からノーマルを上回るトルクを発生し、しかも高回転では出口部分の温度からエンジンの排気量がスムーズに抜ける径以上のパイプ径を使用したオリフィスを使用しているので、綺麗に回り、当然ながらパワーUPをしています。 何だか企業秘密をどんどん話しているような気がしてきましたのでこの辺でやめておきます。 これでよくお分かりいただいたと思います。ZEESマフラーはその車種ごと真剣に開発し、最高の排気効率を実現しています。どうか一度皆さんに体験していただきたいと思います。 |
|||||||||
両タイプを製作しました。特にタイプBはフロントパイプ60ΦW→中間部76Φ→リアピース76Φ→60ΦW→リアタイコの内部に2重官オリフィス構造と、完璧な構造を実現しております。 日頃私はスペシャルのタイプBで走っております。アイドリングから違う排気音。アクセルレスポンス、トルクの盛り上がり、高速の伸び、最高の音と走りに満足し心いくまで当社製品をお使いください。宜しくお願いいたします。(それでも音は静か目です) |
フロントパイプ | |||||||||
|
フロントパイプを交換する事によって第二触媒が外れる為、競技用になります。両バンクに取り付いている第一触媒は残ります。当社データでは第二触媒を外しても排ガステストはクリアーしております。 |
||||||||
新発売! 保安基準適合品 | |||||||||
|
|||||||||
そしていよいよ4本出しマフラーです。 |
| このページのトップへ | |
私もそうですが、とにかくカッコよく、皆と一緒では満足できない究極のマフラーはやはり4本出ししかありません。しかしバンパー加工が必要ですし、切りっぱなしでテール部分の折り返しがバンパーに無いとカッコ悪いし色々な障害を乗り越えなければなりません。しかし、だからこそ究極のマフラーだと思います。 なお、切りっ放しのバンパーに満足出来る訳が無いので専用リアアンダースポイラーを開発中ですのでよろしく、期待していてください! スポーティーなアリッシュ、ラグジュアリーなプレセウス、ディオス、ユーロなEUがあり、各タイプにスライド交換可能なXシリーズを用意し、Xシリーズは後からどのテールにも交換出来、バンパーに合わせて長さ調節、段違いにも出来ます。 |
Brediss 93 x 83 オーバルテール | |||||||||
オプションにてブラスト処理ZEESロゴ可能。 1箇所:\1320.- 全てのテールに出来ます。 |
|
|
|||||||
|
※ 音量参考数値:約86db前後 | ||||||||
Arixsh 90φ2重管デュアルテール | |||||||||||||||
|
|
||||||||||||||
|
※ 音量参考数値:約86db前後 | ||||||||||||||
Preceus 90φデュアルテール | |||||||||||||||
|
|
||||||||||||||
|
※ 音量参考数値:約86db前後 | ||||||||||||||
VELDISS ヴェルディス 93 x 70 オーバル | |||||||||
|
|||||||||
|
|||||||||
※ 音量参考数値:約86db前後 |
|
EU 85 x 80 スクエア デュアル テール | |||||||||
|
|
||||||||
|
※ 音量参考数値:約86db前後 | ||||||||
バンパー加工のしかたを載せておきます。 | |
(左右を拡大加工するだけなので難しい作業はありません) | |
| このページのトップへ | |
|
左右の純正パンパーマフラー開口部が有りますが、左右共に車体の内側のみをテール入る大きさまで拡大して下さい。 |
リア アンダー スポイラー | |||||||
|
|||||||
無塗装は、黒ゲルコート仕上げになります。 |
|||||||
デュアルテールマフラー装着の場合純正リアバンパーの加工が必要になりますマフラー開口部にを拡大。その為純正バンパー開口部のカット部分がビジュアル的に悪くなる為是非お奨め致したいパーツで御座います。 純正サイドに合ったデザインになっておりますので自然な感じにフィットし、尚且つ存在感のあるリアビューを演出致します。 |
今まで長い説明を読んでくださり有難うございました。 私自身マフラーメーカーを立ち上げる前まではTBと違いNAはせいぜい3〜5psもパワーアップすれば良い方だと思っておりました。 特に当社が排圧をしっかり考え計算するようになってからです。2サイクルエンジン車の様に適正な排圧をエンジンまで跳ね返らせてやると、3Lクラスでは20〜30ps以上もパワーアップすることがあるのです。信じられませんがこれは凄い事ですね!(グラフ@) まずはノーマルマフラー。なんと282.7PSもあるじゃないですか!これは後々大丈夫かな?です。(グラフA) 次にリアピース交換。285.6PS。3馬力しか上がっていないです。前回のパワーチャックはなんだったのでしょう? フロントから全交換タイプA。312.3PS!ノーマルより29PSアップです。これは凄い!やはり中間タイコで排気効率が違います。そして、触媒レスですし、パイプ形状、効率も全然違いますから。期待通りのというか期待以上の結果です。私の排気理論は正しかった!(グラフC) |
||||||||
|
||||||||
最後にフロントから全交換タイプB。314.3PS。ほぼカタログ数値です。なんて凄い事でしょう!
皆様のご参考になれば幸いです。 乱筆お許しください。 |
||||||||
株式会社 ジースプロジェクト 代表取締役 澤村 淳 |
| このページのトップへ |