MERCEDES W205 C43AMG
メルセデスベンツCクラスW205 C43AMG C43AMGのご依頼が来ました。 まずはノーマルマフラーを外しますが・・・車体にピッタリと、本当にクリアランスなくぎりぎりに付いていますので脱着が大変です。 |
純正のジョイントを完璧にフィットして結合できるように43AMG専用のジョイントを製作します。 | |||
続いてパイピングですがジョイント部は極太の76.3φを使用し左右に振り分けてからは60.5φを使用します。純正と違い綺麗に溶接して振り分けます。また純正は全てが一体で大きくて重い構造ですが当社はメンテナンスに優れた3分割タイプにします。これなら交換も簡単ですよね。 |
リアピースを外した状態で音量を計測すると、さすがにAMGエンジンだけあって凄く大きな音が鳴り響きます。これでは当社の他のW205のマフラーの様にディフューザーに2本のテールを持って行き4本出しでは作れません。音量が大き過ぎます。 左右1本出しにして出来るだけタイコの全長を長くして消音する必要があります。 |
タイコ内部構造はTBエンジンのためストレート構造にしてパワーアップを。そして左右のパンチングパイプの合計容量がメインパイプ径の76.3φを少し上回り慣性による吸い出し効果も狙って、究極のパワーアップを目指します。 そして完成!! 取り回しも綺麗で満足なマフラーが出来ました。 |
W205 C43AMG フロント、中間ピース開発それでは前回のリアピースに引き続きフロント中間ピースの開発に入ります。 |
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ノーマルの各配管を見ていくとパイプ径が太くて大変良いのですが、やはりノーマル、クリアランスを確保すべく部分が潰されています。せっかく太いパイプを使っているのに勿体ないですね。 |
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この潰れ部分を全てなくし片バンクずつ60.5φを。集合してからはオール76.3φで製作していきます。 まずはジョイント部分。 純正に完全に合わせカップリングを製作します。 |
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ノーマルで潰れていたフレキシブルチューブ部分も潰れなしで製作。 | |||
消音気は純正の様に前部分ではなく後ろにセットして左右バンクの集合部分を出来るだけ後ろに持ってきます。フロント部分はよりスムーズに排気ガスを流す努力をします。これはどの部分よりも高温、高圧ですので排気抵抗を極力なくすように製作します。 |
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フロントと中間が一体式の純正に比べて別々にしてメンテナンスを良くします。 続いて中間ピース。 排気の流れが一本にまとまってスムーズに流れる途中に消音気をセットします。これならば抵抗も全くありませんし、高温による消音材の劣化も防止できます。 |
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バーの上部分にスペースが無く、この部分は純正も潰されていた位置ですが当社は追加ステーを取り付けることによって走行中の揺れによる車体との干渉を無くし潰れが全くないレイアウトを実現しました。 |
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最後にリアピースのジョイントを製作します。 | そしてリアピースと結合して完成です!! | ||
美しいレイアウトで満足の商品が出来ました。フロント、中間のピースですが私のこだわりが数多く詰まった究極の商品です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。 乱筆お許し下さい。
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株式会社 ジースプロジェクト 代表取締役 澤村 淳 |
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