MERCEDES W463 63AMG

 

MERCEDES_W463 MERCEDES_W463

現行のGクラスの63AMGが入って来ました。
ビッグオーバルテールの4本サイド出し、バルブ付きのご依頼を受けた本気仕様です。
渾身の気合を入れて製作したいと思います。
まずはノーマルマフラーを調べていきます。
さすがに排気量が大きくハイパワー車なのでタイコのサイズが大きくパワーに見合う容量を確保しています。しかしテールがカッコ悪くサイド出しはいいのですが角度が30度以内の法律に適合させるためにまるでタイヤに向かってテールが出ています。更に内側のテールは分からないように下を向いており本当にカッコ悪いです。これをサイドに綺麗に出して製作したいです。なお現在はサイド出しに30度以内という法律が無くなりましたので今後は純正でも迫力のテールが登場するかもしれません。

MERCEDES_W463 MERCEDES_W463 写真を見てお分かりいただけるかと思いますがクリアランスの狭い部分は潰されており改善して抜けをよくします。巨大なタイコを使用していてこれでは排気音も全くしないマフラーで、更にTBの排気ガスがタイコにぶつかりスムーズに流れない構造をしております。このすべてを改善して開発していきます。

MERCEDES_W463 ノーマルの結合部分のフランジは設計が古いために従来のメルセデスフランジが採用されています。これならば当社に型があるはずです。ですからすぐに製作出来ます。
 
それでは製作に入ります。
まずは直管通路を出来るだけ太く、ストレートに排気が流れる様にします。
バルブが閉じた時は排気が横にそれて2重管オリフィスの消音構造のタイコに入るようにレイアウトしていきます。
写真で見るとバルブ側のストレート部もタイコに入っておりますが中はただのパイプが通っているだけで完全な直管構造となっています。
MERCEDES_W463


MERCEDES_W463 MERCEDES_W463 テールを左右で綺麗に出して製作していきます。
尚テール手前にフランジを設けてテールを外せば下向き排気となるように製作して、今はありませんが30度規制もクリアーするように製作しました。
苦労しましたがマフラーは完成して、これからエンジンの配管及びリモコンのソレノイドの配線を施します。
苦労しますがもう慣れたものでスムーズに各処理をしていきます。
MERCEDES_W463 MERCEDES_W463
そして完成!!妥協のない美しいマフラーが出来ました。
MERCEDES_W463 MERCEDES_W463

それでは試乗に出かけます。
まずはエンジンを始動してバルブが閉じているのを確認します。かなり静かですがタイコが1個のみで消音をしているためにそれなりに音量は出ます。AMGのノーマルよりも少し静かな位でしょうか。そして今度はバルブを開いてみます。
さすがに直管!迫力の音量が出て気持ちいいです。しかしながらこの車はTBエンジンですのでスーパーカーの様な爆音は出ません。それでもかなりの迫力の音量ですのでこれぐらいが丁度いいのではと思います。
閉じれば低速トルクがモリモリで開ければ気持ちいい回り方をしますので乗っていて本当に気持ちがいいです。しかし・・・・
この車のボディ設計は30年近く前の物ですのでボディ剛性が全く足りていません。安定性がないのでこのエンジンパワーで全開にすると本当に怖いです。私自身この経験は久しぶりでハイパワーのチューニングされた車を思い出しました。オーナーの皆様、気を付けて乗って下さい。
満足なマフラーが出来、満足な気持ちいい試乗でした。

マフラーの価格は
バルブ無が328,000円、EXバルブ付きが428,000円(リモコン、コントロールユニット込み)です。
マフラーの脱着工賃とバルブの配管、配線に50,000円掛かります。

オーナーの皆様、是非よろしくお願いします。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

乱筆お許し下さい。

株式会社 ジースプロジェクト

代表取締役  澤村 淳

| このページのトップへ |